山風とか小松左京とか筒井康隆とか菊地秀行とか夢枕獏とか、ラノベって言葉がなかった時代から、今で言うラノベみたいなものを書いてた作家は大勢いるけど、その辺になるともう個々人の定義次第になっちゃうな
ラノベの源流がSFや伝奇小説、青春小説であることはほぼ間違いないとこだけど、どこまでを含めるかは共通認識がないから厄介
「××をラノベと一緒にすんな！」って怒る層もいるし、「村上春樹だってあんなのラノベだよ」とか言う人もいるし

そもそも、広義のジュナイブルとみるべきで
作品の内容ではなく読者を本来10代後半を対象とした小説と
規定した方がしっくりくる。

＞そもそも、広義のジュナイブルとみるべきで
ジュナイブル……
オードソックスとかシュミレーションみたいに間違ったまま覚えちゃったんだろうけど「juvenile」はジュブナイルかジュヴナイルだと思うよ

詳しくはないから恐縮だが筒井先生の作品はいくつかアニメにされるほどだから世界観、作品作りではラノベよりなのかね。空想世界的って意味では。けど単純明快な世界でもないからライトでないし文学でもあるともう。色付きの文字

ラノベを数百冊読んでいる知人がいるが、少し難しい漢字は読めないものが多かったり
日常会話であまり使われない言い回しがあるとほとんどわからなかったり
旧来の読書家は自然とそういう知識がつくものだったが、身につくものがない娯楽がラノベだろう

※5
単純にそいつの国語能力が壊滅的なのか、ろくに内容読んでないだけだろそれ

中二色の強い作品だとむしろ難しい漢字や言い回しを好んで使ったりするぞ

>>軽い気分で読める娯楽小説

いや、それはただのエンタメ小説だろ。

エンタメ小説とラノベの違いは、アニメ帳の挿絵の有無でいいと思う。
それでエンタメとラノベの区別は十分つく。
これで区別つかないとか言ってる奴は屁理屈こねてるだけか、極稀な、一般的ではない特殊なケースを持ち出してるだけ。

問題はむしろ、エンタメ小説とラノベの区別より、児童小説とラノベの区別の方。こっちのがよっぽど区別が難しい。
最近の児童小説には萌え絵が挿絵に使われてるケースも非情に多いからね。
この場合は一応、シモネタやグロ要素の有無で判断すべきかなと思う。
ただ、シモネタやグロ要素の無いラノベもあるから、その辺になると児童小説とラノベの区別はレーベルぐらいでしか判断できず、非情に区別がつけづらくなる。

中身がどうであろうと絵がついてたらラノベ
そしてラノベであるかどうかは中身がいいか悪いかの判断基準にはならない
まともな内容のラノベもあれば普通の小説でもクソみたいな内容の物なんて山ほどあるから中身での差別化は無理
糞みたいな内容だけど絵がない小説をラノベとは言わないようにまともな内容であろうと絵のある小説はラノベであることを避けられない

ハヤカワ文庫はラノベなのだろうか。はよ星界の戦記続き書けや。

なんか、自由度が少ないって言うか、「お約束」が好きな作品群ってイメージがあるんだけど。
女の子が空から降ってくるとか、男主人公はハーレムが当たり前のように形成されるとか、年長者キャラ（親とか）の存在感が薄いとか、そういう。
そうじゃないラノベがあるのも知ってはいるし読んでもいるけど、漫画だともっとバリエーションあるのに、って思うときはある。アニメはむしろラノベとこの部分での印象が近い。「お約束」からの越脱を極端に恐れた設定ばっか、みたいな。
あと、感情移入とか自己投影を前提にした話づくりのものしかないっていう幅の狭さも感じる。一般小説で言うカミュやカフカのような、感情移入をしないで楽しめる作品が殆ど無い印象。